溜まっているものを打ち明けるようにでもなく、

告白のように気負うわけでもなく、

 ヤキモチを焼くのは惹かれているからよ

と、

メールした。

ただ、再会したあのひとが、

わたし好みの男の子に、成長していたというだけの話。

何も求めていない、と言ったら嘘になるだろうけれど、

心はそう、波うってもいない。

いろいろなことを、

諦めることにわたしは慣れすぎているし、

誰かに必要以上に近付くのは、

少し、怖い気もする。

スキとはまだ言えない。

ただ、惹かれているだけ。

わたしはいつでも、

その裏側の部分を、

見てみたいと思ってしまうんだ。

それはわたし自身の裏側と、

同じ匂いがするかもしれない、と

ほんのすこぅしだけ、

期待をこめて。

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