お休みの日、

わたしたちはどちらかの部屋を訪れ、

共に過ごす。

Tくんの小さなシングルベッドでくっ付いて眠るのも、

わたしの部屋のセミダブルで、

彼が寝相悪く眠るのを見るのも、

悪くない。

夜更けまでふたりでだらだらとして、

朝はゆっくりと眠る。

平日に余裕があるわたしと、

まだ社会人ではないTくんは、

ほとんど毎日のように同じ時間を過ごす。

一時期、

おそらく荒れていたわたしを、

支えてくれたのは確かに彼だな、と思う。

やっと周りが見えて来た。

やっと少し、顔をあげることが出来た。

もうここでの日記は、必要がないのかもしれない。

++++

わたしはわたし自身に戻ろうと思います。

秘密にわたしの帰る場所を残しておきます。

もしよろしければ覗いてみてください。

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